鈴木洋一朗 / Yoichiro Suzuki
大学では言語学(生成文法理論)を学び、学習塾や予備校で10年間英語教育に従事。その後、IT企業でマーケティング、プロダクト開発などを担当。2016年に当サイトを開設。
目次
中3·TOEIC500
現在分詞とは、動詞にingをつけて「〜している」という意味を表す形です。 例えば、playは動詞で「遊ぶ」という意味ですが、それにingをつけてplayingとすると「遊んでいる」という意味になります。
まずは現在分詞の作り方からみていきましょう。
現在分詞ですが、基本的には動詞の語尾にingをつけるだけです。 しかし、いくつかのルールがあるので、それを確認していきましょう。
まずは単純に動詞にingをつけるパターンです。
動詞の語尾がeで終わる場合、そのeを取ってingをつけます。
動詞が短母音+単一の子音字で終わる、末尾の子音を重ねてingをつけます。 短母音とは、a, i, u, e, oをそれぞれ短く「ア、イ、ウ、エ、オ」と読む音のことです。 (一方で、aを「エイ」と読むことを長母音といいます)
また、子音とは、b,c,dなど、母音以外の音のことです。 なので、例えばrunやstopなどは、短母音+単一の子音字で終わる動詞です。
動詞がieで終わる場合、ieをyに変えてingをつけます。
以上が現在分詞の作り方です。

次に、現在分詞の用法について見ていきましょう。 現在分詞には3つの用法があります。

以下でそれぞれを詳しくみていきましょう。
現在分詞の重要な用法の1つに、進行形があります。 進行形は、be動詞(am, is, are)と現在分詞を組み合わせて、「〜している」という意味を表します。

例文を見ながら、進行形の使い方を確認していきましょう。
現在進行形
I am reading a book.
私は本を読んでいます。
この例文では、amがbe動詞、そのあとのreadingが現在分詞になって、進行形を作っていますね。 amが現在形なので、これは現在進行形になります。 「読んでいる」という意味になりますね。
過去進行形
She was playing the piano.
彼女はピアノを弾いていました。
この例文では、was playingの部分が進行形ですね。 ただし、今回はbe動詞がwasと過去形になっています。これを過去進行形といいます。 「〜している」ではなく「〜していた」という意味になります。
最後に、以下の例文を読んでみましょう。
未来進行形
They will be waiting for you.
彼らはあなたを待っているでしょう。
この例文では、will be waitingの部分が進行形ですね。 willが未来形なので、これは未来進行形になります。 「〜しているだろう」という意味になります。
次に、現在分詞の形容詞的用法について見ていきましょう。 現在分詞は形容詞のように名詞を修飾する用法があります。
このように、1語なら前から、2語以上なら前から説明します。
形容詞的用法(前置修飾)
I saw a running boy.
私は走っている少年を見ました。
この例文では、runningの部分で現在分詞が使われていますね。 このrunningはその後ろのboyを修飾しています。 「走っている少年」という意味になります。
形容詞的用法(後置修飾)
I saw a boy running over there.
私はあそこで走っている少年を見ました。
この例文では、running over thereというのが分詞のカタマリとなっていて、直前のboyを修飾しています。 このように、分詞のカタマリが2語以上の場合には、後ろから前に修飾します。

次に、現在分詞が副詞的に使われる方法について見ていきましょう。 副詞は名詞以外、主に動詞や形容詞を修飾するものですが、分詞を副詞的に使う場合、その分詞は文全体を修飾します。
まずは単純に、副詞が文全体を修飾する例文を見てみましょう。
副詞が文全体を修飾
Surprisingly, he passed the exam.
驚いたことに、彼は試験に合格した。
この例文では、surprisinglyが副詞として文全体を修飾しています。 「驚いたことに」という意味になりますね。 このように、副詞は文全体を修飾することがあります。
次に、分詞が副詞的に使われる例文を見てみましょう。
分詞が文全体を修飾
Studying hard, he passed the exam.
一生懸命勉強していたので、彼は試験に合格した。
この例文では、studying hardが分詞のカタマリとして文全体を修飾しています。 he passed the examが主節で言いたいことで、それに対してstudying hardが副詞的に情報を補足しています。
このように、分詞のカタマリが文全体を修飾する場合がありますが、これを分詞構文といいます。

中3·TOEIC500
現在分詞
The ------- girl is my sister.
中3·TOEIC500
最後に、現在分詞と動名詞の違いについて見ていきましょう。
動詞のing形には、いままで見てきた現在分詞の他に、動名詞というものがあります。 現在分詞は「〜している」という意味でしたが、動名詞は「〜すること」という意味を表します。

動名詞の例文を見ながら理解を深めていきましょう。
動名詞
I like swimming.
私は泳ぐことが好きです。
この例文では、swimmingが動名詞として使われています。 I like で「私は好き」という意味になり、何が好きかというと、swimming「泳ぐこと」が好きという意味になります。
動名詞
Swimming is good for your health.
泳ぐことは健康に良いです。
この例文でも、swimmingが動名詞として使われていますね。 動名詞はあくまで名詞なので、このように主語にすることも可能です。